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渡邊 真哉*; 阿久津 博義*; 岡 潔; 関 健史*; 赤津 朋宏*; 田中 秀峰*; 山本 哲哉*; 井原 哲*; 松村 明*
no journal, ,
原子力機構において技術開発を進めてきた複合型光ファイバは、高エネルギーと映像情報の両方を扱うことができる特殊なファイバである。この複合型光ファイバは、核融合炉及び大型原子力施設における保守保全技術開発に役立つ特殊ツールとして誕生した。原子炉内部の燃料集合体や熱交換器の伝熱配管など、本ファイバが役立つ狭隘箇所は数多くある。本技術は汎用性が高いため、現在では、種々の計測機器と統合された診断治療機器として医療分野への応用を積極的に推進中である。本報告では、この複合型光ファイバースコープを用いたレーザー照射止血機器について、脳室内にある髄液の影響は検証するため、人工髄液中のラットの血管群に対してレーザー照射試験を行い、その止血効果を検証した結果について医学的見地から述べる。